去年は、緑のふるさと協力隊として活動真っ盛りだったので、お盆もへったくれもなかった(苦笑)んだけど、今年は自分の愛車もあることだし、四日もお休みがもらえたので、こりゃどこか行かねば!
というわけで、車を走らせることにしました。
高速で諏訪まで行き、そこからは峠越え。麦草峠と十石峠を越えて目指したのは、群馬県多野郡神流町。
ここは、私が初めて田舎体験をした場所。三泊四日と短かったけど、とても内容が濃く、印象深い体験でした。そして、協力隊という一年間のボランティア活動があるということを知ったのもこのとき。いわば、私が今泰阜にいる原点でもあります。
思い起こせば、去年の三月。「泰阜へ行く前においで」と言われ、神流に行った事がありました。そのとき、農家さんは「これから農作業をやるだろうから」と地下足袋や手袋をくれて、役場のお世話になった人たちは壮行会を開いてくれて「泰阜は良いところだから」と励ましてくれて…。「協力隊が終わったら成長した姿を見せて」と送り出してくれたっけ。
ほんとなら今年の三月に行く予定でしたが、大震災の影響で、燃料不足や計画停電が深刻だったので今まで行けずじまいでした。
初日は、お世話になった有機農家さんの講演を聞くべく、14:00には現地入り。夕方は、そのまま野菜の直売のお手伝いに飛び入り参加。神流町で活動中の現協力隊の人とも総括研修で会っていたので顔見知りでした。というよりも、「協力隊」というだけで不思議と互いに打ち解けあうことができます。これは、「場所は違えど地域のためにがんばる」という志のなせる技なのかも。一昨年の暮れに会って以来の協力隊OGの真由美さんとも再会できて嬉しかった~♪
夜は町をあげての夏祭り。神流川の対岸から打ち上げる花火は、泰阜の夏祭りのそれとまた違った迫力がありました。神流は山と山の間なので、音がすごく響きます。
次の日は、現協力隊の美子さんと朝から有機農家さん宅でお手伝い。
道の駅に出荷する野菜の準備や、出荷にも一緒にくっついていきました。この農家さん、有機栽培にすごく熱心で、「神流を有機の里にしたい!」と町内の他の有機農家さんとがんばっています。収穫された野菜は、主に化学物質過敏症の人たちに販売していて、畑のところどころに植えられた花も販売。好評だそうです。
お宅へ昼食を頂きに行ったときのこと。
この家でも猫が飼われています。一歳半のミーちゃん(♀)。とても人懐っこく、私の匂いを一通り嗅いだら一緒に遊んでくれました。
・・・というのも、最近猫にも好かれることが多くなったかも。以前と比べて、寄ってきてくれることが多くなった気がします。
午後は別のお宅へ。
木古里の高橋さん宅は、田舎体験を常時受け付けていて、私たちも短期体験で日程上一番最初にお世話になり、多大なカルチャーショックも受けました。写真が大好きなおじさんで、代々の協力隊の人たちのアルバムや活動記録があったりします。いろんなことをしている、名物おじさんです。久々だけど、すごく元気で相変わらずだったから良かった~♪
夜は、役場の産業振興課の課長さん宅に集い、みんなでバーべキュー。新旧三代の協力隊もそろいました。
ほんと久々なので、積もる話は山ほど。泰阜での話もしたり、去年最後に私が訪ねて行ったときの話とか…。そうそう。他にも短期体験がきっかけで来た人たちの中で、リピーターとなって通ってきてる人がいるんだとか。やっぱり、そういう繋がりって良いなあ♪
ちなみに…
この日食べたものは、
朝 なすの味噌汁、蒸しなす、なすの漬物、前日のお祭りの焼きそば
昼 ちらし寿司(おかわり有り)、卵のお吸い物、天ぷら5品、鶏の唐揚げ、トマト、
きゅうりの浅漬け
おやつ 有機栽培のすいか1/4(目方4kgだそうなので一人分1kg)
カキ氷
犬の散歩にくっついて行ったときにかじったキュウリ
夜 バーベキュー
・・・そうそう。これこれ。
神流はここがすごい。ほんとに食べきれない量が出てくるんだけど、こっちも残したら悪いと思っちゃうので食べちゃいます。ので、後が大変(大汗)。
泰阜は、料理の量もさることながらお酒の量のほうがすごいかも・・・。
それでも、泰阜でも神流でも、都会にいた時と違って食べ物がすごくおいしいの。
新鮮、っていうだけじゃなく、やっぱり人との繋がりがあるから、なのかも知れないなあ・・・。
それにしても。
群馬県は長野県の隣。神流まで近いと思っていたら、なんのなんの!
ゆうに200kmは越えていて、五時間かかりました・・・。
長野って、デカいな~(ため息)。
1 件のコメント:
人と人とのつながりって、イイよね。
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